自社で施工する現場の画像などです
施工工事の一部になります。
はい!続き行きます!
きょうはこの写真の箱樋を付けました。
というのも、ここは隣接する建物が近すぎるため半丸の樋がかかりません。
そこで独立した樋を加工して取付することにしました。
箱樋を付けました。
しかし、ビスや金具の取り付ける隙間がありません。
そこで平帯を加工しそれを巻きつけるように取付け、その平帯にリベットを打ちます。
リベットというのは穴をあけて、そこにリベットという釘みたいなものを差し込み専用の工具で力を加えるとそのリベットが膨らみリベットが通っている板同士をくっつけるものです。
こうやって平帯を巻きつけ。。
リベットを打込むとこうなります。
屋根に穴が開いてると思うかもしれないですが、先の部分は唐草と言って屋根の下地より少し出ています。
なのでその部分に穴をあけても水が漏れることは有りません。それにこのリベットは水が入らない仕様なので安心です。
明日は竪樋を主にやっていきます!
今日は雨だったので、赤坂の清水様邸にはいけませんでした。
なので今日は完成した近藤板金小屋をお見せしたいと思います!!
だいたい「雨です。。」とか「雪です。。」とかかいていたときにやっていたものです。
小屋の下地から取り掛かります。。
既設の壁からこのように木で腕を出してそこに柱をたてていっしょに固定します。
柱の下部はアンカーで固定です。
こうして骨組みのようなものを作っていきます。
小屋の工事。
小さいのですぐ終わるかと思いきや結構時間がかかってしまいました。でもいいものができたので満足です!
昨日の続きです。
今日はこの小さい庇の樋かけを行いました。
昨日紹介した方法をフル動員して慎重に取り付けていきます。
まだ部材の来ていないところがあったのでそこは仮に集水器を付けて雨が降っても大丈夫なようにします。
竪樋に移ります。。
これは集水器(ますのようなところ)と竪樋が一体となっている「アンコー」と呼ばれるものです。
これは既製品を使いましたが、継手は軒樋と同じく「半田付け」です。
竪樋もまだまだ残っていますのでしっかりやっていきたいです。
はい、今日から赤坂の清水様邸で銅の樋工事です!
今日かける樋はなんと銅
銅性の雨といです。いつもかけている樋は、「ハイ丸」という硬質塩化ビニル。つまりプラスチックです。
「アイアンハイ丸」というのもよく使います。
これはハイ丸の中に「亜鉛処理スチール芯」という鉄が含まれています。
なのでアイアンハイ丸の方が強いです。
しかし今回は銅!銅は加工がしやすく曲がりやすいですが裏を返すとすぐ曲がり、すぐへこみます。
なので扱いには最新の注意が必要です。
今回扱う樋は「スーパー銅雨とい」の「半丸105」と「半丸120」です。
しかも今回は、、、施工方法が特殊です!!!
何と今回は通常使う部材をほとんどつかいません!!!
これを聞くと「え?これ使わないと樋付けれないじゃん。どうすんの?」と思うかもしれません。実際僕も最初聞いたときは「え?」となりました。
しかし方法はあります!それがこちらです。。
これが端部の止まり部分です!
これは「絞り」しぼりという技法?方法です。
まだ樋に既製品の止まりがなかったころ職人さんはこうやって止まりを作っていました。
少し年代の入った家の止まりをみるとたまーにこういう風にやってあります。
止まりの作り方はこちら!
そして。。。つぎてがこちら!
まずは銅の半丸の耳の部分を広げ重ねてから耳の部分を一緒につかみこみます。
そして接続方法はのりかと思いきやこれは銅なので「半田付け」で接続します。
半田付けとは「はんだ付けとは はんだ付けされる部分の金属を、ハンダコテを当てて熱し、【毛細管現象】と、【ぬれ】という現象で、溶かしたはんだを流し、金属とはんだで部分的に【合金】を作り、接続すること」です。
まあ溶接みたいなものです。
しかし継手の部分は下からみえる。。。。
そこで今回は長さを調節しながら取り付けることにより
←この!金具の場所で隠しました!
この金具の上に継手の部分が来ているわけです。。
なので外から見ると一本の樋に見えます!
というわけでいろいろ工夫しながら施工しています。
これらの技法、知恵は昔から引き継がれてきたものばかりで個人的には昔の方はなんでこんな方法を思いついたのだろうかと驚きの連続です。日々勉強していきたいです。。
まだ樋工事は続きます、慎重にやっていきたいと思います。
今日は住宅の建方がありました。
建方は大工さんの仕事なんですが、大工さんが家を作った後。
もっと言うと屋根の下地をつけ終わった後は我々板金屋の出番です。
そのまま下地を裸のまんま放置しておくと雨が漏れます。ええ。
その下地のコンパネ(合板)にアスファルトルーフィングというのを貼っていきます。
こうやって貼っていきます。
重ねの寸法なども決まっていますのでしっかり寸法通りに重ね貼っていきます。
重ねしろなどが甘いとそれが雨漏れの原因になったりしますし、アスファルトルーフィングを貼る前に下地から釘やゴミなどがないとチェックしないとそれもまた雨漏れの原因になります。
今度は屋根そのものの工事になります。
今日はナブテスコ様の雨漏れ補修に行きました。
天井の上にこのようにアングル(鉄)が組んでありその上に谷。そのまたうえに屋根があります。
谷に入った水がドレンといわれる排水口からパイプに入りそのパイプは天井裏を通り移動していきます。
今回はどうやらドレンからパイプに至る接続が悪いため、屋根に降った水が谷に集まりその水がドレンに落ちたときそのまま天井裏に水が入ってしまうようでした。
なので!写真のように施工しました。まず元のドレンの上からステンの板で異形のパイプを作りはめます。
そのうえから既製品の谷ます(グレーのやつです)を取り付けその下から元のパイプに接続しました。
そして最後に屋根から水を流してみてチェック!そのときはもれなかったのでとりあえずOKです!
でも油断はできません。雨漏れというのは一ヶ所止まると今度は別の場所に発生することがあります。なので気を抜かずに様子を見たいと思います。
今日は大野町の上水道浄化施設の樋取付です。
先日(1/23)に足を打って養生した場所の写真がこちらです。
ボルトを突っ込んでおいたので吹付やペンキで穴が塞がることなくこのまま竪樋用の羽子板ボルトを取り付けることができます!!
足を付けたら竪樋そのものの取付に移ります。
今回の材料は
「VP100」の「ココアブラウン」です。
薄い茶色です。まさにココア
竪樋の固定はバンドと呼ばれる金具で固定していきます。
バンドがこれ↓
上はこのようになりました。
天井からパイプが出ている面が斜めなので普通の継手でははまりません。
そこで普通の継手より長い継ぎ手を使用し、かつ天井(上の壁)に合わせて切ることによってできるだけパイプの接続長さを稼ぎました。
竪樋工事は無事終わりました。怪我がなくてよかったです。
今日は、大垣桜高校の自転車置き場の屋根を復旧しに行きました。
というのもこの高校、どうやら耐震工事を壁に行うつもりで足場を立てようとしたら自転車置き場の屋根が邪魔になる
それで半年くらい前に撤去にいったんです。
なので今回はその外した屋根、樋をそのまま元に戻す作業です。
外す時に各材料に番号を書いておいたので屋根は比較的早く復旧することができました。
しかし、元の材料を使うといっても、その材料を止めているボルトやナット、座金、止水用のパッキンなどは劣化していて悪いものは新しいものに替えておきます。
カバー(角の役物)も番号が打ってあるので復旧は早かったです。
樋は数か所壊れていた所があったのでその部分は新しいのを新設します。
なのでまた行くことになります。楽しみです。
はい!今日は快晴なのでお仕事に行きます!
ゆきも溶けてよかったです。
樋が雪で壊れてしまったので新しい樋にかけかえをします。
雪は重たいので積もってのしかかると樋の金具が下に下がったり曲がってしまったりします。
写真のようにグニャグニャになってしまいます。。
ちなみにこの既設の樋は型式が古い樋で改修ではよくあるのですが同じ樋はありません!
俗にいう絶版というやつです。詳しく言うと同じのはあるんですがサイズや仕様が少し変わっているため同じように取付ができません。
まずは既設の樋を全て外します。
それがこちら!
写真ではわかりにくいですが瓦もまっすぐ(水平)ではありません。そのため瓦に沿って樋受け金具を付けると水が流れない時があります。
そのためやはり水平を見るために水糸やレーザー、水平器を使います!
水糸を使います。
水上、水下を決めて、水糸を貼ります。
水糸で高さと前後が合わせられるので水糸にそって金具を取り付けていきます。
ちなみに今回の樋は
「半丸105」の「しんちゃ」です。
よく見るやつです。日本風の家には一番メジャーな樋だと思います。
今日も大雪の為会社で工場の工事をしつつ天気が良くなるのを待ちました。
でもずっと大雪。。。
なんて日だ!
天気が良くなったので現場に行きます。
ちなみに昨日は悪天候の為休みでした(・・;)
さて清水邸の樋受け金具の取付です。その前に少し板金工事があるのでそちらから。。。
これは笠木です。
壁と壁の間の一番上のところに板金をかぶせます。
簡単に言うと蓋をします。
しかし笠木というのはただフタ(水が入らなければいい)というわけではなく笠木そのものが飾りになる場合もあります。
こちらは登りの水切りというものです。
上の部分、瓦が終わって丸い瓦のところがあります。そこを「鬼瓦」といいます。
鬼瓦は丸いので板金も丸く加工しなくてはいけません。
何回も書きますがR加工は普通の加工より難しいです。
樋工事です。
樋受けを取り付けていくのですが今回は「打ち込み」といわれるものを使います。
これは金具そのものが釘になっているというか二つが融合したものです。
これを見てもらえばわかるはずです!↓
打込みました。
打込は意外に取付が難しいです。
まず打込む場所、打込む角度、斜めなので打込む長さ、などを合わせて打込みます。
ハンマーでやるので加減して打ち込んでいきます。
しかも銅の打込は鉄の打込より柔らかいのできれいに打ち込まないとグニャグニャになり使い物になりません。
まず打込む線を引き、打込んだ後に上の半円の皿のところの高さを調節します。
次はといかけです!
さらに積もる雪。。。
なんて日だ!!
今日は一年に一回とかそのくらいの寒波が到来したみたいです。
おかげさまでこの有様です(:_;)
雪は滑って屋根の上などが危険になりますので今日は工場で小屋つくりの続きをしました。
残念ながらまだ完成してないのでお見せすることはできません。
今回で山倉も終了です。
まずは軒天の取り付けたところのシーリング処理をします。
上の方に打ってあるのがそうです。
これで板金工事は一通り終わりました。
しかしこの後二日かけチェックを行います。
傷や凹み、ゆがみなどをチェックを行い悪いところは貼りなおします。
貼り直しや付け直しは基本的にはやらないのですがどうしても納得できないところが出た場合は手間がかかってもいいので直します。
普通の人ではわかりにくいところでも板金屋からすると納得いかない部分というのが出るときがあるのでそういうところはしっかり直して、満足のいくものをお客様にお渡しします。
なので二日ほどかかってしまいましたが無事終わりました。
それがこちらです!!
光が当たると下地(板を張り付けている木の板)の関係と熱の関係で膨らんでいるように見えます。
しかし板金自体はきれいに取り付けることができほっとしています。
これで板金工事は終了です!
こんにちわ。
今日からは細かい役物を付けていきます!
まずはこちら、Rを付けた役物の横に大きい隙間ができてしまったのでそれを隠すためにこのような役物を取り付けていきます。
これも板幅に合わせて取り付けていくため、短いものをたくさんつけることになります。
はい!
こんなかんじに
平板⇒R役物(半分ずらし)⇒取り合い役物
という順番になります。線は
ーーーーーーーーーーーーーー←平板
ーーーーーーーーーーーーー ←R役物
ーーーーーーーーーーーーーー←取り合い
のように同じ長さで半分ずつずらして線を合わせます。
付けれました。
↑でいったように線を合わせるというのは結構気を使うポイントでめちゃくちゃしっかり合わせる人と全然気にせず長いものを付ける人もいます。
自社は現場現場に合わせ見た目に合ったものを施工します
そのあとがこちら!
これは先日付けたRの役物の裏側です。
裏はただの平板で終わるつもりでしたがそのままじゃ味気ないので板の端っこを隠すL型をとりつけました。
もちろんこれも線は合わせてます。
これが両端の角面との取り合い役物です。
別の面に貼ってある壁材は「大波鉄板」です。
白いやつですね。なみなみの大きい壁です。
ここと今板金を貼っている面との取り合いの角役物を付けます。
もう少しで完了です!
今日は営農倉庫の屋根、外壁工事のまとめ(仕上げ)作業をしました。
まず屋根は折板の「88ルーフ」
真ん中の黒い屋根は「ポリカ折板」と呼ばれるものです。
これは採光のために使われます、屋根の一枚が透明なものになっているため中に日が入ってくるわけです。
しかしこの屋根は鉄板の折板と比べやわらかいため踏むとそこだけ下にたるみます。
写真のようにアングルを打ちそれで引っ張り上げることによりたるみを防ぎます。
これで大雪が降っても大丈夫です。
ここにも角波を貼りました。
右側の壁は既設なのでそれに合わせて同じように施工しました。
しかしこのコンテナの屋根はまっすぐではなく、浮いたり沈んだりしています。
なのでコンテナの屋根と水切りの隙間から水が入り雨漏れが発生することになるのです。
なので今回はその隙間もコーキングすることになりました。
それがこちら!
全体図がこんな感じです。
屋根と壁が板金ですとやっぱり統一感があってかっこいいと思います!
今日はひるがのSAの水切り作業と竪樋、仕上げ作業をしました。
さてひるがのに久しぶりにいってみると。。。
そのあと水上側の水切り。いわゆる頂部の水切りを取り付けました。
雨の侵入を防ぐため重ね部分はしっかりコーキングしておきます。
なかには見た目重視でコーキングを出さないようにしてくれという方もいますが、今回は雪の多い地域の屋根の水切りということで雨漏れをしないということに重点を置いたためこのような処置になりました。
このあと屋根の掃除や各シール(コーキング)回りをして下へ。
そして竪樋取付を行います。
お客様の要望で下のパイプの最後は写真のようにグレーチング(水が下に落ちるあの鉄の網)にくっつけるように取付を行いました。
できるだけパイプとグレーチングを近づけパイプから出る水のとびしゃりを少なくします。
パイプの長さもぴったりグレーチングすれすれにカットできたので水のとびしゃりも少ないと思います。
竪樋工事が終わったためひるがのSAの板金工事は終了しました。無事に終われてよかったです。
さあやってきましたRの角当て。。。
まずはどういうものかというものを説明します。
写真の扉の左側についている丸い形の役物です。
上から見ると半円のような形をしています。
板金屋の特徴として比較的自由な形のものを作れるというものがあります、ただし!はっきりいってRの役物というのは作るのも取り付けるのもRではない役物に比べ
とてつもなく難しいです!!
だいたいほかの役物に比べ値段が三倍、手間が五倍くらいです。
まず加工するのが難しい!どれだけのRなのか、どこまでがRなのか、どうゆうRなのかなど加工するだけでも難度が高いです。
運よく今回の加工の役物はRの中では簡単な役物だったので少し助かりました。
その上付けるのもまた難しい!!どこからどういう風につけるのかなど取付でも苦労します。
理由としてはまずRの物というのが普通の物に比べ圧倒的に少ないです(建築物で)
なのでとても珍しい!珍しいということは触ったことのある人が少ないということです。
なのでRの物というのはとても難しいのです!
さて、長い話になりましたが実際の作り方からいきましょう。
さて次は取付です!
ここまで行きました!
あとは端に少し役物を付けそのあと仕上げ作業をしたら終わりです!
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